2014年08月03日 08:58
①の続きです。
涼を求めて、行きあたりばったりな避暑キャンプに出掛けた我が家。
えびの高原キャンプ村を見学させてもらい、
その涼しさを体感した旦那は、すっかりここが気に入ったようで
今回はこちらでキャンプすることになりました。
長女は最後まで「ひなもり行きた~い」と言い張っていましたけどね(^_^;)
さて。こちらのキャンプ場。
車の乗り入れができないので、テントサイトまで荷物を運ばねばなりません。
駐車場から近いBサイトにするか、リヤカーで坂を上るCサイトにするか迷いましたが、
子どもたちが思いのほか、リヤカーに興味津々だったので、今回はCサイトにしました。
リヤカーはこんな状態・・・。
荷物は最小限にしたのですが、全部はのりきらず、結局、2往復しました(-_-;)
みんなで協力しながら、ヨイショヨイショと坂を上ります(^^)
お手伝いしてくれたご褒美に、子どもたちもちょっとだけ、乗車体験(笑)
2人して「シンデレラの馬車みた~い」とキャッキャ言いながら大喜び
・・・このおんぼろな リヤカーがシンデレラの馬車???
・・・子どもって想像力が豊かですね・・・。
・・・ちなみにこの光景を見たときに、母の脳裏に浮かんでいたのは
シンデレラの馬車ではなく、
荷馬車に乗せられて売られていく可哀想な仔牛の歌「ドナドナ」でした(笑)
坂を往復し「疲れた~」という次女をおんぶする長女。
こんなほほえましい光景も見られました
松林が良い感じに木陰を作ってくれてるし、
荷物運びも大変だから今回はテントだけ設営することにしました。
サイトは選び放題だったので
利便性を考え、トイレと炊事棟に一番近い、ウッドデッキを選びました。
・・・この選択が、後々の悲劇のスタートとなるなんて、このときは思いもしませんでした
設営後は水遊びをしたり
場内を散歩して、いろんな植物を見つけたりして、のんびり。
そうそう
このキャンプ場、野生のシカもいます。
人慣れしているのか、サイトから見える場所をシカが走り回っていました
そして、サイトに戻り、晩御飯の準備開始・・・。
そして、その頃、ようやく気付いたんです
・・・サイトの周辺に虫が異様に多いことに・・・
山間部のキャンプ場なので、多少の虫は覚悟していたのですが、
とにかく虫・虫・虫・・・
もしかしたら炊事棟とトイレの近くに設営したのが、災いしてしまったのかもしれません。
虫は灯りに寄ってきますもんね(-_-;)
そして、さらに悲劇は続きます・・・
なんと、運悪く、我が家が選んだサイトのそばに蜂が巣を作っていたようなんです
ブンブンととびまわる蜂軍団(>_<)
なんてこったい・・・(>_<)
小心者で虫が大の苦手の長女。
ましてや、今回の相手はハチ
ブ~ン、ブ~ンと羽音がするたびに
「ぎゃぁぁぁ」「いやぁぁぁ~(>_<)」「うわぁぁぁ~」とそれはそれは大騒ぎ
まるでムンクの「叫び」のような顔でおびえ続けて、半泣き状態・・・
今さら、またテントを張りなおす気力はないし、
困ったなぁ・・・と思いながらも今回はそのまま我慢することに。
蜂の脅威におびえる子どもたちは、テントの中から一切出ようとせず、
アウトドアに来ていながら、テントの中に引きこもる
・・・というまさかの展開
そんな中、私は蜂ではなく、ブト(ブユ、ブヨ)に噛まれました
虫除けパッチを貼ったり、市販の虫除けスプレーをしたり虫対策はしてたんですけどね
噛まれたときは全く気付かなかったんですが、
あとから痒みと痛みがジワジワと襲ってきて、
夜、眠るころには、だんだん腫れてきました
そんな感じだったので、子どもたちと私は早々に就寝
旦那は一人で焚火をしていたようですが、夜は結構冷えたそうです。
夜中もいろんな野生動物の鳴き声が聞こえていました。
そして朝。気温は17℃くらいだったかな。気候的には快適でした
次女はテントから出て、お茶碗洗いのお手伝いをしていましたが
蜂に怯える長女はこの日もテントに引きこもり。
あとで常連さんに聞いたら、
風向きによって、虫の種類や有無は変わるらしくて
我が家が泊まった日はあいにく虫が多い日だったそうです。
事実、前日に見学させてもらったときに、
Cサイトで撤収されていたキャンパーさんに「虫はどうでしたか?」と聞いたら、
「ほとんどいませんよ~。涼しいし、快適ですよ」なんておっしゃっていましたから。
我が家はたまたま運が悪かったんでしょうね・・・
そうそう
撤収する時、またまたリヤカーで荷物を運んだのですが
1回目の荷物運びをして、サイトに戻ったら子どもたちのおやつが食い荒らされていました
シカ?カラス?
犯人はわかりませんが、こちらも要注意です
そして、帰宅後。
お見苦しい画像ですみません・・・。
ブトに噛まれた私の足は3日経ってもこの状態・・・。左足の腫れ、わかります?
噛まれたのが、子どもたちじゃなくて、ホントに良かった・・・。
我が家の虫対策を見直さねばならないと反省しました・・・(-_-;)
この日の長女の日記。
「今日はキャンプをしに、えびの高原キャンプ村に来ました。
そのキャンプ場には川もあって、松の木がある所でした。
写真で見るといい所ですが、スズメバチににているハチがとてもこわかったです。
そして夜、おかあさんが「ブト」にかまれてしまって「足がいたい」と言っています。
ワイルドなキャンプ場はもうこりごりです。」
・・・長女にとって、虫に怯え続けたこのキャンプ場はワイルドだったんでしょうね(笑)
ついでに宅習のページにはこんな川柳?みたいなのを書いていました。
長女の悲痛な心情をつづってあるんでしょうが、
読んだ瞬間、思わず爆笑してしまいました(笑)
まぁ、シンデレラ気分を味わえたことがせめてもの救いでしょうか。(リヤカーだけど)
あっ、重ねて申し上げますが、
決して、キャンプ場が悪かったわけではなく、
運が悪かっただけです(笑)
旦那はそれでもまた行きたいというぐらい、自然の魅力あふれるキャンプ場でしたよ(^^)